「FIREしたら毎日自由で、ストレスもなく、人生がバラ色になる。」
私も、そんなイメージを持っていました。
実際に42歳で投資を始め、44歳でFIREを達成した今、私はFIREして本当に良かったと思っています。
時間に追われる毎日から解放され、娘との時間が増え、自分の好きなことに挑戦できる生活は、とても幸せです。
でも、正直に言うと…
「これ、FIREする前に誰か教えてほしかったな。」
と思ったことがたくさんありました。
お金のことではありません。
むしろ悩んだのは、
- 時間の使い方
- 人間関係
- 趣味
- 働かないことへの罪悪感
- 自分は何をしたいのかという迷い
など、お金では解決できないことばかりでした。
この記事では、私自身が実際にFIREして感じた「リアルな後悔」を包み隠さずお話しします。
もちろん、今はどれも乗り越えて、FIREして本当に良かったと思っています。
だからこの記事は、
「FIREなんてやめた方がいい」
という話ではありません。
これからFIREを目指す人に、私と同じ遠回りをしてほしくない。
そんな思いで書きました。
これからFIREを目指している方も、すでに資産形成を始めている方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

後悔① 娘ともっと一緒に過ごせると思ったら、意外と昼間は暇だった
FIREを目指していた頃、私には一つ大きな楽しみがありました。
「娘ともっと一緒に過ごせる。」
会社に縛られず、学校の行事にも参加できるし、送り迎えもできる。

(学校のイベントもあるけど、毎日じゃ無いし)
「子どもとの時間が増えるなんて最高じゃん!」
そう思っていました。
でも、実際にFIREしてみると、現実は少し違いました。
娘は平日のほとんどを学校で過ごします。
朝送り出すと、帰ってくるのは夕方。
つまり、昼間は思っていた以上に時間があるんです。
会社員だった頃は、
「時間が欲しい。」
と思っていたのに、
今度は逆に、
「今日、何しよう…?」
と思う日が増えました。
最初はその時間を持て余してしまい、少し戸惑いました。
私が見つけた解決策
そんなときに出会ったのが、HYROX(ハイロックス)でした。
最初は運動不足を解消するために始めたトレーニングでしたが、気づけば毎日の楽しみになり、今では海外の大会にも挑戦するほど夢中になっています。
ランニングをしたり、ジムへ行ったり、新しい目標に向かって努力したり。
FIREしたからこそ、自分のために時間を使えるようになりました。
今振り返ると、娘との時間だけを楽しみにFIREするのではなく、
「自分自身が夢中になれる趣味や目標を持っておくこと」
が、本当に大切だったと感じています。
子どもはいずれ成長し、自分の世界を持つようになります。
だからこそ、親である自分にも、自分の人生を楽しめる趣味や仲間が必要です。
もしFIREを目指しているなら、資産を作ることと同じくらい、
「FIREした後、何をして毎日を楽しむのか」
も、ぜひ今のうちから考えてみてください。

後悔② 働かなくていいことに、最初は罪悪感があった
FIREしたら毎日が最高に楽しくて、自由を満喫できる。
私はそう思っていました。
でも実際は、FIREしてしばらくの間、
「こんなにのんびりしていて、本当にいいのかな…」
という罪悪感がありました。
私は20代の頃からずっと働いてきました。
「頑張ること」「忙しくすること」が当たり前。
朝から夜まで仕事をしている自分に価値があると思っていました。
だから突然、自由な時間ができると落ち着かないんです。
平日の昼間にカフェにいるだけで、
「みんな働いているのに、私はこんなことをしていていいのかな。」
そんな気持ちになることもありました。
今思えば、お金の不安ではなく、
「働いていない自分を認められない」
という心の問題だったんだと思います。
私が見つけた解決策
私は同じようにFIREした人たちに相談しました。
すると返ってきた答えは、
「みんな最初はそうだよ。」
という一言でした。
その言葉を聞いて、とても安心したのを覚えています。
自由な生活にも、慣れる時間が必要なんだと気づきました。
そして少しずつ、
「忙しい人が偉い。」
「働いている人の方が価値がある。」
という思い込みを手放せるようになりました。
今では、
午前中にランニングへ行く日もあれば、
ブログを書いたり、娘の学校へ行ったり、ゆっくりコーヒーを飲む日もあります。
誰かに決められたスケジュールではなく、
自分で時間を選べることこそ、FIREの一番の価値だと感じています。
FIREすると、お金の自由は手に入ります。
でも、本当の意味で自由になるためには、
「休んでもいい」「ゆっくりしてもいい」と自分に許可を出すことも必要なのかもしれません。
後悔③ 平日に遊べる友達がいなかった
FIREしたら自由な時間が増える。
これは本当でした。
でも、自由になって初めて気づいたことがあります。
「平日に一緒に遊べる友達がいない。」
会社員の友達は、もちろん平日は仕事です。
私はもともとフリーランスだったので会社の同僚もいません。
だからFIREして昼間に時間ができても、
「今日ランチでも行こう!」
と気軽に誘える人がほとんどいなかったんです。
最初は寂しかったですね。
間違った解決策をしてしまった
当時の私は、
「平日に時間がある人なら誰でもいい。」
そんな感覚で人と会っていました。
でも、価値観が合わない。
話もそこまで楽しくない。
なんとなく時間を過ごすだけ。
そんな薄い人間関係は、長くは続きませんでした。
会った後に、
「なんか疲れたな。」
と思うことも少なくありませんでした。
今思えば、
暇を埋めるために、人と会っていたんだと思います。
私が見つけた解決策
今は考え方がまったく変わりました。
私は、
- 運動が好き
- 投資が好き
- 健康的な生活が好き
- 新しいことに挑戦するのが好き
だから、同じ価値観を持つ人とだけ会うようにしています。
例えば、
在宅勤務の日のランチタイムに一緒にランニングへ行ったり、
平日休みの友達とランニングをして、そのままサウナへ行ったり。
週末はママ友と子どもを交代で見ながら、夫婦でデートを楽しむこともあります。
以前より会う人は少なくなりました。
でも、一緒にいて心から楽しいと思える人ばかりです。
FIREして私が学んだのは、
「時間が合う人」を探すよりも、「価値観が合う人」を大切にすること。
その方が、人生はずっと豊かになると実感しています。

後悔④ 「やりたいこと」ではなく、「何かやらなきゃ」を探していた
FIREすると、時間が一気に増えます。
すると不思議なことに、
「何か始めなきゃ。」
という気持ちが強くなりました。
私は昔から、勉強熱心な家庭で育ちました。
「資格を取る。」
「勉強する。」
「成長し続ける。」
それが当たり前だったので、時間ができると何かを学ばないと不安になってしまったんです。
そこで始めたのが、IELTS(英語試験)の勉強でした。
でも、勉強を続けながら、ある日ふと思ったんです。
「私は、何のためにIELTSを取るんだろう?」
夫とは英語で会話できます。
友達とのコミュニケーションにも困っていません。
娘の学校とのやり取りも問題ありません。
生活の中で、英語に困っているわけではなかったんです。
それでも、
「時間があるから。」
「何か勉強した方がいいから。」
という理由だけで続けていました。
さらに、
「せっかくIELTSを取るなら、その先にニュージーランドのファイナンシャルプランナー資格でも取ろうかな。」
とも考えました。
でも、それも心の底からやりたいことではありませんでした。
当然、続きません。
そのときの私は、
「私はなんて意志が弱いんだろう。」
と、自分を責めていました。

私が見つけた解決策
今なら、その理由がよくわかります。
続かなかったのではありません。
本当にやりたいことではなかっただけです。
FIREすると、「やらなければいけないこと」がなくなります。
だからこそ、
「私は本当は何をやりたいんだろう?」
という問いと向き合うことになります。
今の私は、資格を増やすことよりも、
- HYROXのトレーニングをしたり、
- ブログを書いたり、
- YouTubeで発信したり、
- 女性のお金の不安を減らす活動をしている時間の方が、
何倍も楽しいと感じています。
FIRE後に必要なのは、
「時間を埋めるための目標」ではありません。
心からワクワクして、気づいたら時間を忘れてしまうような目標なんだと、今は思っています。

後悔⑤ 「所属」が欲しくて、起業塾に入ってしまった
FIREすると、お金や時間の自由は手に入ります。
でも、私が思ってもいなかったものを失いました。
それが、
「所属している感覚」
です。
会社員なら会社があります。
フリーランスでも、お客様やコミュニティとのつながりがあります。
でもFIREすると、毎日行く場所も、定期的に会う仲間も、自分で作らなければいけません。
私はそれが少し寂しかったんだと思います。
そこで、昔から好きだったトニー・ロビンスの起業塾に入ることにしました。
トニーロビンスが悪いわけじゃなくて、「やりたい!」って気持ちじゃないと、頑張れないよね!?って、話しだよ!
当時の私
今振り返ると、少し不思議です。
私は起業のやり方を知っています。
実際に自分でビジネスもやってきました。
だから、本来なら新しく起業塾へ入る必要はありませんでした。
それでも入ったのは、
何かに所属していたかったから。
仲間が欲しかった。
定期的に集まる場所が欲しかった。
「ここにいていい」と思えるコミュニティが欲しかった。
それが本音だったと思います。
でも、心の底から学びたいと思っていたわけではありませんでした。
だから、だんだん参加しなくなりました。
時間も使いました。
お金も使いました。
そして、
「私、何をやっているんだろう……。」
と思ったんです。
私が見つけた解決策
今ならわかります。
私が欲しかったのは、
知識ではありませんでした。
居場所でした。
FIREすると、自由な時間は増えます。
でも同時に、
「自分はどこに属しているのか」
「誰と時間を過ごしたいのか」
を自分で選ばなければならなくなります。
今の私は、
HYROXやランニング、BFTなど、自分が本当に好きなことを通じて人とつながっています。
そこには、
「何かを学ばなきゃ」
「何かを得なきゃ」
というプレッシャーはありません。
ただ、一緒にいて楽しい。
それだけです。
FIRE後に必要なのは、無理に新しい肩書きを作ることではなく、
自分が自然体でいられる居場所を見つけること。
それが、私がこの後悔から学んだことでした。

後悔⑥ 同じ立場でFIREしている人がいなかった
FIREしたら、同じような価値観を持つ仲間がたくさんできると思っていました。
でも、現実はそうではありませんでした。
私は44歳でFIREしました。
娘はまだ小さく、学校に通っています。
私は母親でもあり、妻でもあり、ニュージーランドで生活の拠点もあります。
だから、一般的なFIREのイメージとは少し違うんです。
この人たちが、人気のFIREコミュニティを運営してるよ!
当時の私
海外にはFIREコミュニティがあります。
夫婦で世界を旅したり、
数か月ごとに国を移動したり、
好きな場所で暮らしながら自由を満喫したり。
正直、最初は憧れました。
でも、よく考えると、
「あれ?私とはちょっと違うな。」
と思ったんです。
私は娘の学校があります。
友達もいます。
生活の基盤があります。
「自由だから世界を飛び回ろう!」
というライフスタイルは、今の私には合いませんでした。
そして気づきました。

私と同じような立場でFIREしている人が、ほとんどいない。
子育て中で、
子どもがまだ学校に通っていて、
でも経済的な不安からは解放されている。
そんな40代女性が、本当に少なかったんです。
最初は少し孤独でした。

私が見つけた解決策
でも、あるとき考え方が変わりました。
「いないなら、私がそのロールモデルになればいいんじゃない?」
そう思ったんです。
FIREには、正解がありません。
夫婦で世界一周する人がいてもいい。
完全リタイアする人がいてもいい。
そして、
子育てをしながら、
趣味も楽しみながら、
好きな仕事だけをしながら、
自分らしく暮らす人がいてもいい。
今はそう思っています。
むしろ私は、
「FIRE後も、自分らしく生きる40代女性のロールモデルになりたい」
という新しい目標ができました。
振り返ると、この後悔は、
私がこれから何を発信していきたいのかを教えてくれた、大切な気づきだったのかもしれません。

後悔⑦ 暇だから誰とでも会うようになってしまった
FIREしたばかりの頃、私はとにかく時間がありました。
そして、平日に会える人が少なかったこともあって、
「時間があるなら、誰かと会おう。」
と思うようになりました。
でも今振り返ると、それはあまり良い人付き合いではありませんでした。
当時の私
本当はそこまで気が合うわけではない。
価値観も違う。
好きなことも違う。
でも、
「せっかく時間があるし。」
「一人でいるよりはいいか。」
そんな理由で人と会っていました。
もちろん、悪い人たちではありません。
でも、一緒にいても心から楽しいわけではない。
なんとなく時間が過ぎていくだけ。
そして家に帰ると、
「なんか疲れたな……。」
と思うことが増えていきました。
今思えば、
私は友達を探していたのではなく、
暇を埋めてくれる人を探していたんだと思います。
私が見つけた解決策
今は考え方がまったく変わりました。
私は、
- 運動が好き
- 投資が好き
- 健康的な生活が好き
- 新しいことに挑戦するのが好き
だから、同じ価値観を持つ人とだけ時間を過ごすようになりました。
例えば、
在宅勤務の日のランチタイムに一緒にランニングへ行ったり、
平日休みの友達とランニングをして、そのままサウナへ行ったり。
週末はママ友と子どもを交代で見ながら、夫婦でデートの時間を作ることもあります。
以前より会う人の数は減りました。
でも、一緒にいてエネルギーをもらえる人ばかりです。
FIREして私が学んだのは、
時間が合う人と付き合うことと、価値観が合う人と付き合うことは、まったく別だということ。
自由な時間が増えるからこそ、
誰と過ごすのかを今まで以上に大切にするようになりました。
そして今は、
人の数よりも、一緒にいて自然体でいられる人がいることの方が、ずっと豊かだと思っています。

まとめ|FIREはゴールではなく、新しい人生のスタートだった
42歳で投資を始め、44歳でFIREした私は、今、FIREして本当に良かったと思っています。
でも正直に言うと、FIREしたらすべての悩みがなくなるわけではありませんでした。
むしろ、お金の不安が減ったからこそ、
- 自分は何が好きなのか
- 誰と時間を過ごしたいのか
- 何のために生きたいのか
- どんな毎日を送りたいのか
そんなことを、今まで以上に考えるようになりました。
今回お話しした7つの後悔も、振り返ればすべて、
「自由になったからこそ見えてきた自分の課題」
だったのだと思います。
もし今の私が、FIREを目指していた頃の自分に一つだけアドバイスできるなら、
「資産を作るのと同じくらい、趣味と仲間も作っておきなさい。」
と伝えます。
お金は自由をくれます。
でも、その自由を何で満たすのかは、自分で準備しておかなければいけません。
だから私は、FIREはゴールではなく、
「自分らしい人生を作り直すためのスタートライン」
だと思っています。
これからFIREを目指す方には、ぜひ資産形成だけでなく、
「FIREした後、どんな毎日を送りたいのか?」
まで想像しながら準備を進めてほしいと思います。
その方が、FIRE後の人生は何倍も楽しくて、豊かなものになるはずです。

🎁 FIREを目指すなら、この3冊だけは読んでください
私が42歳で投資を始め、44歳でFIREするまでに、何度も読み返した海外のお金の本があります。
特に、アメリカのFIREムーブメントの原点になった**『Your Money or Your Life』**は、私のお金に対する考え方を大きく変えてくれた一冊です。
ただ、これらの本は英語で書かれているため、
「読んでみたいけど、英語はちょっと苦手……」
と思う方も多いと思います。
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📖 Your Money or Your Life
📖 The Psychology of Money
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